ブルーム(ブルーノの部屋)誕生


2度目の動物病院の診察。
今回はきぢがレンタカーで連れて行ってくれたから心強い。
PBFDの検査の結果はまだ出てなかった。
でも、この3週間観察と考察の結果、ブルーノはウイルスに感染している可能性が濃厚。
信じたくないけど、それを。
先生には、まだ結果は出ていないけど、次に来るのは2週間以上先になるから、もう治療を始めたいと伝えた。
PBFDは、このウイルスに対する特効薬がないので、栄養を与えて免疫を上げていくしかないそうだ。
そして、リモーネに感染しないためにも徹底した掃除の必要。
漢方薬と言われている「ヒメマツタケエキス」のサンプルをくれた。
そして、今回新たにフン検査で発見された「メガバクテリア」の抗真菌剤も。
ああブルーノ、たくさんの病原菌を抱えてよくここまで元気に生きて来たね。
ブルーノの部屋は「ブルーム」と名付けた(きぢが)。フィルターレスのウイルスにも対応するエアクリーナーと、フィルターありのエアクリーナをおき、床には埃の動きを止めるためにカーペットを引いた。
障子はいつも完全に閉める。
けれど、いつもブルーノに自然を近くに感じて欲しいから、植物の植木鉢をいくつかおき、空気の涼しい午前中は大きく窓を開けてお日様の光をたっぷり浴びてもらおう。風に吹かれるのも気持ちいい。
プラケースから風通しのいい広い鳥かごに移ってもらった。
風切り羽根と尾羽がないから、普通の鳥みたいに、高さの違うとまり木にぴょんと飛び移れない。ロープ式のとまり木と木のとまり木とお気に入りの三角テントをうまく組み合わせて、歩いていけるレイアウトにした。
一日2回の鳥かごの水洗いと殺菌。午前中はほとんど動物たちのお世話と掃除時間。
まだこの状況に慣れていないから毎日ヘトヘトだよ。
できる限りの環境整備をしていく。