2018年冬至

静寂。そんな言葉がぴったりの冬至だった。
空は穏やかに晴れて、風は気持ちよく。

庭の長命草のお花が虫たちに人気だ。
毎日、一匹狼のミツバチが飛んでくるし、蝶々もやってくる。
ある日は、羽がボロボロになった蝶々が羽を休めていた。
この花は、コバエが寄ってくるから切ってしまったほうがいいと教えてもらったけれど、何となく少しだけ花を残しておいたのは正解だった気がする。

うしモカと坂道にならんで風を感じた。
ペットでもないうしモカ、飼い主でもないわたしがこうして、同じ風に吹かれているのは奇跡みたいなこと。
今は今しかない。