小鳥の身体検査

2時間以上かけて那覇からうるま市の動物病院まで行くのには理由がある。
ブルーノがPBFD発症からずっと診てもらっているのもあるけれど、やはり鳥の繊細な身体は鳥を熟知している先生でないと不安だから。

診察室に入り状況を話すと、いつものフン検査の他に、そのう検査(鳥が食べたものを一時的にためておく器官)をした。細く長い管をくちばしからそのうまで入れる姿が、見ているわたしまで苦しくなった。
そして筋肉注射(点滴)もしたけれど、ブルーノは大きな叫び声を出していた、あーかわいそうで見てられない。

そして、採取した液体を持って先生はバックヤードに消えて行ったけれど、「わー、なんだこれ!!こんなことあるの!?信じられないな」という何やら不審な驚きの声が聞こえてきた。どうかブルーノと関係なことでありますように。

(続く)