どうした、うしモカ?

うしモカが亡くなった。
朝までいつもどおり元気で楽しげなうしモカだったのに、今目の前のうしモカはもう動かない。
ずっと眠ったままだ。あの立派な長いしっぽも、背中のゆかいな柄も、可愛い耳もそのままなのに。

朝、うしモカとミケランコのお見送りを受け、昼に家に帰ってくると庭から大きなうしモカの鳴く声が聞こえた。
声の方に行ってみると、うしモカが身体を横にしている。身動きをとる時も上半身でバタンと倒れる感じ。
何か脚が動かないのかもしれない。
そして時々、大きな声で鳴く。たぶん「痛いよー」って言っている。

しばらく様子をみてみると、時々仰向けになったりして、やっぱり後ろ脚が動かないみたい。
何か危険な感じがして、きぢに協力してもらって、うしモカをキャリーに入ってもらった。
絶対に入りたくないキャリーなんだけど(狭いし、前病院に連れて行かれたから)、うしモカに「痛いのやでしょ?お願いだからこれに入って、病院に行こ」ってお願いすると、中に足を引きずりながら入ってくれた。

すぐに病院に行きたいところだけど、あと2時間後の午後3時でないとどこの病院もあいてない。
家にキャリーを入れて、ピッコロやバンブーをそばに置いて様子を見た。
時々、痛みで「ナ〜」って叫ぶ。
うしモカ、あと少しの辛抱だよ。