うしモカ四十九日

「うしモカ追悼だよ」って、友だちが渡してくれたのは、ねこのシュルエットの食パン。
ほんとだ、見ているとうしモカがパンに化けたみたい。
で、亡くなった日から数えてみたら、この日はちょうど49日だった。
うしモカは食パンになって教えてくれたんだ。
どこまでも、ユーモアのあるハッピーなネコなんだから。

うさぎのコニーがなくなった時、獣医さんが「まだあの子はコトリさんのそばにいますよ。49日かけてゆっくりと神さまのいるところに向かっていると、お坊さんに聞きました」って言ってくれたことを思い出した。