ブログ 壺屋すーじぐゎー日記

コトリ工房 > 旅のお話 > 八重山旅日記 > 第3話 石垣島(白保の海)

八重山旅日記

八重山旅日記
2005.7.23〜7.28

第3話 石垣島(白保の海)

写真 写真
しらほサンゴ村

次なる目的地『白保』は、石垣市街からバスで30分のところにある静かな村。 ケラマの海でサンゴがほとんど白化しているのを見て「生きているサンゴってどんな色をしているんだろう? サンゴの生きている海で泳いでみたい」という思いつきから、白保にやってきました。 明日は、民宿マエザトの「シュノケーリングツアー(3時間\2,000)に参加する予定。 その前に、白保海岸近くになる「しらほサンゴ村(WWFサンゴ礁保護研究センター)」に、サンゴについてお勉強しにいきました。 「サンゴは動物である!」とあらためて知りました。確かに「サンゴの産卵」があるくらいだから…。

特にサンゴの話で心をうたれたのは、サンゴガニとハナヤサイサンゴの共生の話。 サンゴがオニヒトデにやられているというのは有名な話だけど、 このハナヤサイサンゴに住んでいるサンゴガニは、オニヒトデがサンゴに近づいてくると、自慢のハサミで攻撃して守るんだそうだ。 ハゼと穴の中で一緒に暮らすエビもそうだけど、自然ってミラクルだ!

7月26日(火) グラスボードでサンゴ礁の海へ
写真 砂浜

朝7時30分に集合して、シュノーケリングへ。 日焼け止めやら、靴下やら、タオルやら、カメラやらなぜかみんなより荷物の多い私。 大きなバッグをもって車に乗り込むも「シュノーケリングセット以外は車においていってください!」といわれる。 あわてて、日焼け止めクリームと頭にかぶるタオルだけをもって船へ。一番ゆれが少ないといわれる後部座席をキープ。 ふと気がつくと、1人で参加しているのは私だけ。 そしてウエットスーツを着ているのも私だけ。みんな日焼けに対して無防備すぎる。
船が沖に出ること15分くらい、第一ポイントに到着。「ここには、クマノミがたくさんいますよ」と船長さん。 グラスボードは、船の真ん中がガラスになっていて海の中をのぞくことができる。 のぞいてみると、サンゴは光っているわ、クマノミは何十匹もいるわ、ほかカラフルな熱帯魚たちがワンサカ泳いでる! あまりの海の元気さに息をのみました。

写真
ココは龍宮城か?楽園か?
写真 サンゴ礁

船長さん「サンゴは折れやすいから、サンゴの上で立たないように!立ち泳ぎもなるべくしないで」。 ドボン!と勢いよく海に飛び込むと、グラスボードからのぞいた景色が限りなく広がっていた。 こんなに一度に何十種類もの魚を見たのは、はじめてかもしれない。それにケラマのようにサンゴが白くなっていない。 木の枝のような形もあれば、岩のような形、ネコの手のような形、そしてサンゴにはこんないろんな色があるなんて!
そしてそのサンゴの間をスイスイ泳いでいく色とりどりの熱帯魚たち! こんなにきれいな海を1人で泳いでいるのがもったいなくてしかたなかった。 エサを少しづつまくと、魚たちが後をついて泳いでくる。 ターコイズで、銀色で、水玉で、シマシマな彼らが一緒になって泳いでる!生きていてよかった。

世界に誇る白保の海

海 第2、第3ポイントをまわって、心も体も満喫。 台風の影響で、満潮に近づくにつれて波が高くなり泳ぎづらいことはあったけど、今日ここにきて本当によかったと思った。 「あのポールみえる?」船長さんが、海に突きささった鉄のポールを指した。 「あそこは、新空港がたったら滑走路になるところだったんですね」って。 ということは、もしも空港が建設されたら、ここのサンゴ礁たちは…。 船長さんはそれ以上何も言わなかったけれど、ひとしきりこの美しいサンゴ礁の海を堪能したあとでそれを聞くとショックも大きい。 埋め立ての計画を出した人たちは、この海で泳いだことがあるのかな? 民宿マエザトの「グラスボード&シュノーケリンツアー」(3時間で\2,000)は、 私たちに「海を守りたい」という気持ちを芽生えさせてくれるという役割も担っているんだなーと思った。

第2話 竹富島&石垣島 « 第3話 石垣島(白保の海) » 第4話 石垣島(工芸館)

» このページの上へ