冷静とは、意識して周りを観ていること

新潮社ビルの外観

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人の話を聞けているとき、自分自身も意識して観ている。

起きたことに対して、次どうするか考えます。
すでにそうであることに抗わず、受け止めて発言する。
これらの逆の言動が、無意識と思うのです。

無意識がわるいってことじゃないんです。
無意識でいると本来の能力が出せないんですよ。
スポーツで考えると分かりやすいです。
感情的になると危険なプレーをしてしまい、ファールを取られたり退場になる。

勝負や交渉のとき、冷静な人が有利になる。

家族との日常会話、仕事でのコミュニケーションも同じで、冷静な人が主導権を持っています。
親だからマネージャーだから主導権を握れるとは限らないのです。
メンタルを鍛えれば主導権を持てそうですが、Kijiはそう思っていません。
冷静さを識別する最大の要素は、「人の話を聞けるか」です。
人が話しているのに遮って自分のことを話すのは、感情的になっている証拠と思う。エゴが強く出ています。

話すのが苦手な人は聞く側になることが圧倒的に多いですが、本当に聴いていないと感じます。
辛抱しているような感じなので、「はい」や「そうなですね」という反応が多い。
興味を持っていると、「で、なんでそう思ったの?」や「そのとき正直なんって言いたかったの?」などの深い問いがある。
意識できているからこそ発する言葉があるわけです。

アナタの街のエンジニア きぢ
きじのイラスト

他人の無意識に気づけると、自分が意識できているのに気づけるね。

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きぢのイラスト(さとり)