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ききみみずきんの設計図

次の作品テーマはききみみずきんだ!」と思いついたことが始まり。
そして、次なるミッションは、ブルーノ(小鳥のマネージャー)からの提案で、作品「ききみみずきん」の設計図を描くことになった。
※設計図=ブループリント(青写真)。事業計画やプロジェクト全体の構想、見取り図、完成予想図などを指す

人の世界では、設計図を描くのは計算の得意な左脳の世界だと思うけれど、こちらチームコトリの世界ではほぼ右脳で描く。なので、私は手が動くままに絵を描いていく。
湖が生まれた。草が生えてきた。樹が生えてきた。小川が生まれた。その先に小さな湖が生まれた。
小鳥が飛んできた。鹿が走ってきた。

というふうに6時間かけて(そのくらいだったと思う)生まれたのが、この絵(設計図)。
ここからまたそれぞれのキャラクターに自由な動きが出てくる。
私はこの絵の中の子たちがどんな物語を語ってくれるのかを楽しみに、この絵の中の子たちは自分の出番がいつくるのかを楽しみに、待っている。
どんな作品展になるのかを知っているのは、設計者のみ(私ではない)。

2025年11月 コトリ工房作品展 ききみみずきん -絵と物語と創作ずきん-