
アトリエで休憩していたけど、神楽坂商店街のお祭りの音が部屋の中まで響き渡っていた。
ああ、もうあれから3年なのね、と思いながら畳で寝転んでいた。
3年前の今頃、まだ沖縄に住んでいながら、神楽坂のこのアパートを借りた。
アトリエとして、東京の自宅として過ごすこと3年。
あの日も、神楽坂通りは盆踊りで盛り上がっていた。
人が輪になって踊るのを見て、しみじみと平和が戻ってきたのを感じたっけ(コロナ禍が終焉を迎えた)。
そして今日もまた、盆踊りの街を見て、去年と変わらない光景を見て、自分の境遇の変化にしんみりとした気持ちになった。あの頃はまだ両親も元気で、自分のことだけを考えればよかった自由な時代だったなと。
いまでも自由だけどね、親のヘルプをするというミッションがある。
神楽坂をもうすぐ離れるのかな。それともまだここにいられるのかな。


