みえないけれど、みる

リモーネの体調は相変わらずで、今台風9号が沖縄を通過中だから吐き気がひどい。
人でも動物でもどこか具合が悪くなった時、その原因を探し、とりのぞき、正常な状態を取り戻したいと思う。
だけど、身体に何が起こってるのかなんて、結局のところ推測なんだろうな。
リモーネはレントゲンを撮ってもらって、肝臓、胃、腸が腫れているってことはわかっているけれど、それがどこから始まったのか、原因はなんなのかまではわからない。だから、制酸薬を使ったり、肝保護剤を使ったりして、薬を飲んでどんな変化があるのか、ないのかを探っていく。つまり対処療法しかない。

家にいる時はなるべく、リモーネのそばで過ごし、どんな時に吐き気が出るのかをみている。
最近では、ご飯を食べた直後、寝起きがほとんどだ。後、気圧が下がった時(台風とかね)、冷えた時。

今、アンドルー・ワイル博士の「人はなぜ治るか」を読んでいる。
冒頭で、ワイル博士が発作的に起こる腹痛についての自分の考察をしている。
それが、偶然にもリモーネの症状に似ていて興味深い。
みえないけれど、みる。
X線など検査ができなかった時代からの医学「中医学」も同じかな。
これからたくさん勉強することがある。