海と波

那覇空港に着いただけで泣けてきて、それはいつもここに戻って来る時は、大好きなトタン屋根の下でみんなが待っていてくれたなって。
どこに行っても、何があっても、アニマルズみんながいる家に帰れば、すべてがまるくおさまった。
庭から東シナ海と大きな空を眺めて風に吹かれたら幸せだった。

涙腺がゆるくなってまずいなと思ってたけど、空港迎えに来てくれたりえちゃんが新しい車になっていて「買い替えたよ!前のは捨てちまった(ベンツ)。あれはここの気候にあわない」と江戸っ子風にでっかい声で会うなり言うから、涙が吹き飛んだ。

まずは腹ごしらえ。玉城食堂の台湾セット。美味しかったな、しみたな。

そのあとは、時々訪れていた一番好きなビーチへ。
夕方だからか、今まで見たことないほど海が満ちていた。
プイザーとミケランコの骨を一粒海にまいた。
サンゴの砂と骨の粉は似ている。
海の手前に落としすぎたと思ったけど、あっという間に波がおしよせ二人を運んでくれた。