分福(ブンブク)


「分福茶釜、分福茶釜、分け合えば満ち足りて、取り合えばたーりない♪」
という歌を歌いながら、モビールを制作しいていました。
作詞作曲は、私なのか、お空のアニマルズなのかはわからないけれど。
とにかく、いつの間にかこの歌は生まれていました。

日本昔話の「ぶんぶく茶釜」は、茶釜に化けたタヌキとその周りの人たちのお話。
作品展来場者に「ぶんぶく茶釜のお話を知っていますか?」と尋ねると、ほとんどの人が「知ってるよ。内容はあまり覚えてないけど」と答えてくれる。
私も同じくそうだった。

ある方から「ぶんぶく茶釜」をお読みなさい、と言われて、youtubeで動画を見てみると、相手の幸せをおもいやり、お互いがおもいやり、その結果、たくさんの福がみんなに届きみんなハッピーね、ということだと、現時点の私は感じている。

大きな目でみたら福いうのは天下の周りもの、またはお空からさんさんと降ってくるものだから、自分の幸せだけを満たそうとすることは、結局逆の結果を生み出すことになるのではないだろうか。
宇宙もこの世も「All is one.」。分け合ってこそ満ち足りる、そんな世界なのだと思う。