「コニー」ってよぶけれど


コニーの最後をしっかりと看取ったのに、コニーがこの世から忽然と姿を消してしまったような気持ちが消えない。毎日、毎日、あんなにも一緒にいたのに、今はなぜ姿が見えないのか。
1週間前に行った海を再び訪れると、梅雨明けして、あの時みたいな薄暗さは全くなく、季節がまた一つ動いたのを感じた。なおさら、コニーがもうここにいないことが虚しく心に響く。
15年以上一緒にいたグリとグラが旅立ち、コニーとリモーネと過ごす日々は、新しい時代を感じてた。
もうすこししたらリモーネの新たなる小鳥仲間を加え、小鳥2羽とうさぎ1羽、人間二人のメンバーでやっていこうと思っていたんだ。
今は、一羽になったリモーネが私たちのお留守番中に寂しくないかがきになる。
他に生きものがいるかいないかでは寂しさがだいぶ違うと、人間の私は思い込んでいる。
リモーネが本当のところどう思っているのかはわからないけれど。
毎日、心の中で何十回も「コニー、コニー」と呼びかけているよ。
世界で一番かしこいうさぎさん。