コニーになにができたのか。


コニーが旅立ってから明日で1週間が経つ。
先週の今頃は、ご飯を食べなくなったコニーを心配して動物病院に雨の中行ったんだ。
突然のお別れに、3日間はご飯が食べられなくり、夜も少ししか眠れなくなった。
人はこういう突然のお別れの時、中医学的にいうと「腎」にダメージを与え、身動きできなくなるんだって。
なるほど、ちょうど東京からたまが来ていたから、レンタカーで街に行ったり、海に行ったりしていたけれど、私は車の後ろにじっと座っているだけで、ずっと泣いていたもの。
海について、コニーの絵を砂浜に描いて、海と空に向かって「コニー」って呼んで、また泣いた。
美味しいはずのもずくそばも、一口噛んだら涙がたくさん出てきて、味なんて分からなくなった。
4日目少しずつご飯が食べられるようになって、夜もまとめて眠ることができた。
5日目、飛行機に乗って関西へ。コニーが旅についてきてくれている気がして、心の中でずっと話しかけていた。
「コニー、海と空きれいだね」とか「これが電車だよ、速いね」とか。
京都で参加した漢方講座のテーマは「湿」。雨の多いこの季節にピッたりの内容。
というか、湿気に弱いうさぎの体について考えるにはぴったりの内容だった。
コニーが亡くなってから、ずっと何が原因で体調を崩してしまったのかを考えていたんだ。
寿命と言うにはあまりにも、短い生涯だったから。
毎日のご飯と水に気をつけて、おやつも生牧草をあげたり、野草をあげたり、野草を乾燥させたり、うさぎにとって思いつく健康的な生活をいつも考えていた。毎日、好きなようにへやんぽして、グルーミングをして、背中や頭を手でマッサージして、「コニーが健康でありますように」ってお祈りして、他に何ができたのだろう。
連日の雨で、ほぼ100%近い湿度が続いていた。もちろんリモコニのいる部屋は除湿をしていたけれど。
ああ、除湿機も必要だったなとか、夜早くに静かにしてあげればよかったなとか、エアコンの風冷たかったかなとか、いろいろ考えてしまう。
100%の飼育環境なんて難しいってのはわかっているけど。
インコのこともうさぎのことも、これからもっと勉強しようとおもう。
コニーの死を無駄にはしない。大好きだよ、伝説のうさぎコニー。
私は少しでも前に進んで行く。