台風対策は水対策でもある

久しぶりに大きな台風が、沖縄本島を通過中。
台風が来る前に庭の植物や荷物を移動させたり、中にしまったり、台風対策は欠かせない。

そして、身体の台風対策も忘れてはいけない。
大きな台風なので、まだ雨も降らない昨日から頭がグラっとしていた。
なので、漢方薬「五苓散」を飲み始めた。
この処方は、気圧の変化で頭痛がする人にもおすすめのようだ。
めまいとか頭痛の理由の一つに、身体の余分な水分を排出できないというのがある。

【組成】
白朮(蒼朮)3、猪苓3、茯苓3、沢瀉5、桂皮2

白朮、猪苓、茯苓、沢瀉が組織中の水分を血中に吸収して、利尿作用によって排除する。
桂皮は身体を少し温め、血管拡張により血行を促進する。
ある部分には水分がたまり、ある部分には水分が足りていないという、偏りを解消する処方。
喉は渇くけれど、それほど水分を飲めない、トイレの回数が少ないなどに適用する。
熱性でない下痢や下半身の浮腫、二日酔い、乗り物酔い、飛行機での耳痛にもよい。

気圧の変化に弱いといううさぎのプイザーには、気の巡りが良くなるようにセリ科の長命草を時々食べさせている。人間のきぢも低気圧に弱く、プイザーのケージの前でたおれている。五苓散もっと早く飲めばよかったね、でもきぢにはあまり効かないみたい。なんでかな?
そうそう、気圧の変化や月の満ち欠けなど、天候に影響されやすい人はフラワーエッセンスの「チェリープラム」がいいようです。

水滞には五苓散