コトバ

大好きなコトバから少し距離を置いたのは、いつのことだろう?

社会に出て、コトバにいい表せないいろんな感情や出来事に出会いすぎて、17歳の時の決意は薄められた。
あの頃、人の周りにフワフワと浮いて着地点を探す気持ちをコトバにするのが楽しかったし、喜びだった。
コトバの力を信じていたし、コトバは人を救えると感じいてたんだ。

表面をさらっとなぞって、それが真実みたいにみんなに見せて、人の心をコントロール世界がマスコミだと知ってしまった。
コトバは人の心が強くなるための魔法の道具じゃなかったの?と29歳の私は思った。

でも、もう一度戻ってこよう。
17歳の私は知っていたのだと、もう一度。