京都の旅、今回も素晴らしい学びの時間だった。
かおるさんが教えてくれたのは、漢方でもフラワーレメディーでも、一番大切なのは植物をよく観察すること。
そして、それがどんな特徴があるのか、他の植物と比べて知ること。
確かに、処方を丸暗記したり効能を覚えるよりも、植物一つ一つを深く理解する方が、のちのち役立つことだろう。
かおるさんが本気で植物療法のことを学びたい人用に、レメディーを中心とした植物の講座を開いてくれることになった。
まさに私が一番望んでいた「本草学」の世界だ。
いつもかおるさんの才能のすごさに、「あそこまでいくには、人生を何度も繰り返さないとたどり着けない」と、プロになることはかんがえられなかったけれど、私の中の何かが熱くなってきた。
自然の素材で作品を作ることも、植物で身体と心を癒すことも、目的は一つ。
机の上だけではなく、日常生活のいたるところに学びはある。
ぼんやりしているには人生は短すぎるから、毎日が本当に楽しみ。