いつ命が終わってもいい。長生きが目的じゃないから。
孫が、おじいちゃんやおばあちゃんに『長生きしてね』という場面に遭遇するとドキッとする。
なぜなら、生きるのもつらいと感じるお年寄りに何度か会っているから。
『長生きするもんじゃない』なんてことを話す方もいる。
長生きする気がまったくない、器用ボンバー職人™きぢです。
今楽しく過ごすことが大切。
有名な絵本に登場するキリギリスのように。
決してアリの思考ではないよ。
オトナに『長生きしてね』と言わされるコドモがいて、何も考えずそのまま言葉をお年寄りに言う。僕もその一人だった。
オトナも何も考えてないみたい。
いたたまれない。
もし僕が70歳になって、コドモから『長生きしてね』と言われたら、真顔でたずねるだろう。「なぜ長生きして欲しいの?」と。
これが会話の楽しみだよね。一人ひとりの考えを知る楽しさ。
最近、ダイバーシティーや多様性とよく耳にする。
だからこそ、一人ひとりに「なぜ?」と聞いてみたい。
素直に。フラットな気持ちで。