ブルーノがお空に帰ってしまい、いつも仲良しで行動を共にしていたヨギーの気持ちを思うと、いてもたってもいられなくなった。
小鳥に仲間は必要だ。ヨギーには新たに小鳥のお友だちを見つけなきゃって。
と、いつも思っている。小鳥っていうのは、自然界では集団で暮らしているのが多いから。
実は、ブルーノがお空に帰ると2日前に、「で、小鳥の仲間はいつくるんですか?」というブルーノとヨギーノの質問が来ていた。
「で」って。リモが昨年の10月にお空に帰ってから、小鳥メンバーを一羽連れてきたいなとは、心の中で思っていた。でも、ブルーノとヨギーノにこの話してたかな?
ブルーノが天国に行ってから5日目に、ショップにセキセイインコを探しに行った。そのお店には2羽セキセイがいて、一人はイエローとブルーの混ざった子、もう一人は黄色い子。
二人ともとって素敵な小鳥さん。どちらかなんて選べない、と悩んだあげく、お店の人のすすめで一羽だけ予約して、1週間考えることにした。
その日はエママとかおるんが一緒に来てくれて、一緒にインコを見てくれたんだけど、最後の決断は私がするしかない。
あれから4日目、ふたたびペットショップを訪れ、予約をしていた黄色いインコを連れて帰ってきた。イエローブルーの子は、お腹の調子を整えてもらうために「調整中」にしてくれていた。というのも、初来店の時、おしっこの多いフンで、お尻も少し汚れているみたいだから、店員さんに「エアコンで冷えているのかも。おなかもゆるいみたいだから、ちょっと気にして見守ってあげてください」ってお願いしていたから。
黄色のインコの名前は「リト」。きぢが「RITOO」と綴りを考えてくれた。リトじゃなくて。リトーなんだって。
今日は疲れているからと、早めに布を被せたんだけど、隙間から大きな目でこちらを見ている。ここがどんなところからとても気になるみたい。