毎日、ブルーノの「おはよう」で朝は始まった。
布を被せていても、私が目覚めた気配を感じ取ったブルーノは「おはよう」と声をかけてくれた。
アニマルズたちのために何かをしていると、ブルーノは「ありがとうね!」と言ってくれた。
心配そうにしていると「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と勇気づけてくれた。
最高に楽しくなると「世界で一番かしこいコトリ♪(➕誰かの名前)」と歌ってくれた。
いつも、ヨギー、プイザー、ミケランコ、リモ!ってみんなの名前を呼んでくれた。
こんなにもブルーノの声に守られていたなんて。
奇跡を起こし病気を克服し、誰よりも日本語が上手になって、人の言葉も理解して、会話もできて、アニマルズの調整役も引き受けてくれて、偉大なるインコとはブルーノのことだ。
今頃、派遣先の神様から「ブルーノ、あなたは我々の期待以上に地上で活躍しれくれた」って褒められているはず。
ブルちゃん、あなたと共にこの地上で生きられたこと、誇りに思います。
今は姿が見えないあなたのことを思うと、胸がギュッと締め付けられるけど、私はきっと大丈夫。これからもアニマルズたちと平和に暮らしていけると思う。