ブルーノを最後まで支え、大きな力になってくれたインコのヨギーノ。
ブルーノをお迎えした翌年、空から飛んできた不思議な子。
感染症を経験したブルーノなので、セキセイインコの雛を飼うことはできなかった。
(雛は免疫力がまだないので)
ブルーノの友達には感染症がうつる心配がない文鳥かな、とか考えていたけど、成長のヨギーノがわが家の一員になってくれた。
あれから丸5年。ブルーノとヨギーノは男同士の友情を育み、楽しく時間を過ごした。
ブルーノの通院にも、ヨギーノはついてきてくれて、ブルーノをいつでも励ましてた。
ブルーノが前ほどは大きな声で歌ったり、喋ったりしなくなった分、この1ヶ月はヨギーノがたくさん歌ってくれた。
ブルーノの最後の時も、ずっとヨギーノは歌い続けた。何よりもの応援歌だったと思う。
ブルーノとヨギーノは、小鳥チームの増員を望んでいる。という伝言があった。
だから、二人に、近いうちに小鳥仲間を探してくると約束したばかりだった。
ブルーノには、「仲間を連れてくるから、その子に色々教えてあげてね、だからまだお空に戻らないで頑張ってね」と言っていたんだけど、仲間が来ると聞いて安心したのか、ブルーノは旅立っていった。
これからは、ヨギーノがコトリ工房の新人にいろいろ教えてくれるはず。
ヨギは新人に優しい子だから(という噂を聞いた)。
次世代へと大切なことをつないでいく大きな役目、ヨギーノならできると思う。