最後の7日間は、ミケランコからの贈りものだったと思う。
水曜日に自分のメンテナンスでエコパオに行って、土曜日にミケランコをエコパオに連れていくことになって、ミケランコを診てもらって、自宅でもヨモギ療法をすることになって、休眠していた何かが目覚めて、活発になったミケランコと時間を過ごした。
食べない10日間、やがて水も飲めなくなってきたけど、ミケランコの意識は覚醒していた。歩き、飛び乗り、お水が出るところを探し、おしゃべりし、空を眺めた。
最後の2日間は立ち上がるのも難しくなってきたけど、トイレも自力でした。
1日2回から3回のヨモギ。煙を体にあてたあとはスヤスヤ眠ることが多かった。
最後に私ができること、何かをミケランコのためにできること。
そういう時間と機会をミケランコが作ってくれたのだと、気がついたら涙が出てきた。