アグリモニー(セイヨウキンミズヒキ)

アグリモニーの種は、さやの中に2つ。
2つの種はどちらも自分。
個としての自分と、外界との関わりの中での自分。
人は日常の中のささやかなことから、人生の大きなことまで、常に2つの自分のバランスで生きている。
このバランスは自分だけのもの。人と比べるものではない。

自分だけの世界(孤独)を愛する一方、他者との関わりがあってこその自分という存在。
バランスが取れている時は、平和、幸せな気持ちで満たされている。
でも、どこかで無理をしている時は、どんなに周りから幸せそうに見えていても、孤独は深まる。
決して魂はごまかされない。
きっと魂は、暗闇すらも楽しんでいるのだろう。