ミケランコ医学

ミケランコは口内炎や腎臓病、猫エイズウイルスのキャリアと、いろいろある。

腎臓が悪いので脱水してしまうから、毎日の輸液は欠かせない(現時点では)。
ご飯も、カリカリは炎症にある口には痛いので、腎臓ケア用のウエットフードとカリカリをふやかしたものを少しずつあげる。
なるべくミケランコが美味しく、楽しく、無理なく食べられるように、あの手この手で。

最近は、青木先生から教えてもらったCSカードをミケランコ用に作って、首輪につけている。

口内炎や腎臓病、猫エイズウイルスは動物西洋医学でいうと、全部治らない病気なんだって。だから対処療法しかない。

一生飲まないいけないと言われてたステロイドはやめた。
そのかわり、ご飯を工夫する。なるべく口が痛くないように。

たぶん、動物の高度医療もどんどん進んでいて、治らない病気と言われながらも検査や薬は増えていくんだと思う。

飼い主は、その子に少しでもよくなって欲しいから、経済的に可能なら高度医療に傾いていく人も多いんじゃないかな。

私の中にも、なんとかしてよくならないかな、できることはないかなという思いはいつもある。でも忘れたくないのは、ミケランコの心によりそうこと。安心と幸せでいること。肉体のことだけにフォーカスしたら見えなくなってしまう、一番大切なこと。