AIも活用して絵本の入稿データを作成

ハードカバー絵本 黄色のまち 入稿データのイメージ画像

ハードカバー絵本 黄色のまち 入稿データのイメージ画像

AIも活用してハードカバー絵本の入稿データを作成した。

気づくKijiのイラスト
作業内容を大まかにまとめると次の3つです。

  1. 印刷会社のテンプレートを確かめる
  2. 原画のスキャンを入稿用の画像に整える
  3. ページ毎に入稿データを作成する


印刷注文するために入稿データを作ります。その前にテンプレートと呼ばれる雛形ファイルを確かめる。これを熟読したあと、原画をスキャンするなど実際の作業が始まります。
最近はCMYKのほかにRGBに対応した印刷もできるから驚きです。Kijiはどちらを選んでもいいと思いますが、今は見慣れたCMYKで画像データを色補正しています。
最後にページ毎のデータ作成で、作家と何度も確認して仕上げます。

表紙と裏表紙の塗りたしでAIを使った。

入稿データには塗りたしと呼ばれる部分があって、紙を切ることを考慮して3ミリほど広く画像を配置します。表紙や裏表紙はさらに広いんです。
絵本を想定した原画ではないので、ヌリタシが足りない。絵を描き足す時間が十分にない。ということで、AIを活用して一瞬でヌリタシ部分を生成しました。
作家も納得です。これで僕も安心。入稿データもすぐ完成したのです。

ハードカバー絵本 黄色のまち

完成した絵本を手に持ったとき、重みもあってうれしかったなぁ。
以前は絵本冊子を作った。ハードカバーは、これぞ絵本って感じがしていいね。

器用ボンバー職人™きぢ
きじのイラスト

完成した絵本「黄色のまち」は、11/17(金)-19(日)東京開催のコトリ工房作品展でご覧いただけますし、22冊数限定で販売もしています。

2023年11月 コトリ工房作品展 黄色のまち バナー

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きぢのイラスト(さとり)