AIも活用してハードカバー絵本の入稿データを作成した。
作業内容を大まかにまとめると次の3つです。
- 印刷会社のテンプレートを確かめる
- 原画のスキャンを入稿用の画像に整える
- ページ毎に入稿データを作成する
印刷注文するために入稿データを作ります。その前にテンプレートと呼ばれる雛形ファイルを確かめる。これを熟読したあと、原画をスキャンするなど実際の作業が始まります。
最近はCMYKのほかにRGBに対応した印刷もできるから驚きです。Kijiはどちらを選んでもいいと思いますが、今は見慣れたCMYKで画像データを色補正しています。
最後にページ毎のデータ作成で、作家と何度も確認して仕上げます。
表紙と裏表紙の塗りたしでAIを使った。
入稿データには塗りたしと呼ばれる部分があって、紙を切ることを考慮して3ミリほど広く画像を配置します。表紙や裏表紙はさらに広いんです。
絵本を想定した原画ではないので、ヌリタシが足りない。絵を描き足す時間が十分にない。ということで、AIを活用して一瞬でヌリタシ部分を生成しました。
作家も納得です。これで僕も安心。入稿データもすぐ完成したのです。
完成した絵本を手に持ったとき、重みもあってうれしかったなぁ。
以前は絵本冊子を作った。ハードカバーは、これぞ絵本って感じがしていいね。
器用ボンバー職人™きぢ