小さな魚としては長年頑張ってくれたナマズのオトちゃんが、天国に召された。
大引越しも乗り越え、えびちゃんん3匹と共に暮らしていたオトちゃんは、水槽の長老。
といっても2年を超えたところだったと思う。
小さな熱帯魚たちの命は長くても3年くらいと短い。
「お掃除フィッシュ」として、水槽のガラス面の苔を食べてくれるオトシンクルスたち。
でも、うちのオトちゃんはある時から、岩陰にひっそりと暮らし、日中顔を見せてくれることも少なかった。
いつも「オトちゃんいますか?」と声をかけながら、水槽の横面に顔を貼り付け、オトちゃんを探していた。
そんなオトちゃんがここ1ヶ月はよく姿を見せてくれるようになって、嬉しかった。
スイムショーまでしてくれた。
でも体はだいぶ古くなったな、それででもよく頑張ってくれているなーと思ってた。
ここ数日も姿をよく見せてくれていたけど、もしかしたらオトちゃんはそんなに長くないかもとなんとなく感じていた。
生きているオトちゃんを最後に見たのは前夜。ミケランコが珍しく水槽の前にきて、そこにはオトちゃんの姿もあって、何か交信しているみたいだった
翌朝、昨夜いた場所と近いところで、オトちゃんは息絶えていた。
ベランダのドラセナナビーさんのプランターにいけた。
水槽のことはなんでも知っている物知り長老オトちゃん、今まで本当にありがとうね。
きっとプイザーと共に空に上る旅をしていることだろう。