使い慣れた電話、社員教育でデジタル移行

ITに少しでも興味を持つ人たちへ操作を何度も話しながら、和を広げる。

経営者や責任者から言われるがままに働いている場合、積極的に道具を使う気持ちが生まれにくい。
言われたことさえやっておけばいいだろうと考えてしまう。
目の前に便利な道具があっても使い方が分からないので、使わない。調べて使うことさえない。
きぢは、ITを他の組織や人がどう使っているか調べて、繰り返し説明し始めます。

ドメインを取得してウェブサイトを持っているのに、従業員のEメールを発行していませんでした。
社外との連絡で信用されるためにも使った方がいいし、各種業務が人に属して退職すると何も残らないのはリスクがある。
ということでEメールを発行して、全従業員へ使ってもらいます。
メールソフトを設定したり、Eメールの送受信方法や書き方を教えます。
『今、メールを送ったので読んでください』と電話をかけるITカルチャーなので、丁寧な説明が繰り返される。社員教育に近いです。
メールボックスの容量が上限に達して受信できないことがあるので、メールサーバーを管理してトラブルを未然に防いでいました。

Eメールに添付できない大容量のファイルをUSBメモリーで持ち運ぶのはリスクが高いので、GoogleDriveを使い始めます。
機密情報や個人情報の紛失しては組織の信用が崩れるし、ウイルス感染でパソコンが動かないことさえ起こる。
インターネットのチャットや音声通話を使えば、電話代の大幅削減にもつながります。
しかし、慣れ親しみのある電話から離れるのは、かなり時間がかかりました。
LINEが普及した今なら、電話することが稀であることが理解できますね。

お金を払っているのに、道具を使いきれていない。なんのために導入したか分からない。
これらに気づいて、数人の小さなグループで使い始める。大きな和にして、組織全体のカルチャーにする。
生産性を高めたり、コスト削減のためには、地味に時間をかけてでも教育した方がよい事例です。

きぢのイメージ画像

きぢは、仲間と一緒に暮らしを楽しくする工夫をしています。活動方針を「コトリ工房デザイン部とは」で紹介していますので、ぜひご覧ください。

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きぢのイラスト(さとり)