ただいま。お店について考えた

20160527
1週間の旅を終え、沖縄に帰ってきた。
そして、昨日は山口から送った荷物が届いてにんまりしてる。
わっか屋は想像通り素晴らしいお店で、もしも家の近所にあったらわが家の食卓はわっか屋の食材だけでまかなえるんじゃないかと思えるほどのセレクト。
食べ物だけじゃなくて、衣類や雑貨も気持ちいいものばかり。
なかには、自分たちで育てた卵、お米、蜂蜜などを材料にしたかりんとうもあって、お菓子といえどもこんなのを食べていたら人は健康でいられるはずと思った。ちなみにこのかりんとうは周防大島の「うみとそらのたまご舎」という農家さんが作っている。
ほかにも、地元山口の農家さんが、無農薬、無化学肥料で作った野菜やお米、それらを材料にした加工食品がたくさんあって、わっか屋まいちゃんがみんなの健康と幸せを思って、一生懸命集めた商品であふれているんだよ。
わっか屋にやってくるお客さんとお話したり眺めていると、すごくわっか屋とまいちゃんを信頼して、買い物をここでしているんだなーと思った。
あるお客さんは「洋服もこれからはぜんぶここでまかなおうと思っている」って、嬉しそうにわっか屋で買ったズボンを履いて、新しいスカートを選んでいた。「誰からものを買うかって大切ですよね」って言ったら、「そうそう!」って。
なんかね世の中を見回してみると、「えっ、なんでこんなに人の健康によくないものが堂々と売っているの?」とか「人をだましてでも売り上げを伸ばしたいのかな?」ってことがたくさんある。
利益を上げるために巧妙に仕組まれたシステム。
まいちゃんが仕入れした時「少しでもこの人たち(商品を卸してくれる人)の収入になったことが嬉しいなと思ってね」というようなことを言っていて、お客さんだけでなく、仕入れをする人たちに対する愛情もたくさん持っていることを感じたよ。
良心的なものを良心的な人たちに届けるということで、経済を回していくのはそう楽にできることではないけれど(少なくとも現システムではね)、わっか屋のこと、そして私のまだ知らないこのようなお店を尊敬し応援してる。
「わっか屋」について熱く語ったけれど、そんなお店でバードール展をできたことがとっても幸せ。
コトリ工房もがんばるよ。これからも心をこめて。
わっか屋